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田中誠が打者27人斬りの1安打完封!立大が引き分け後に2連勝!【東京六大学野球】

9回1安打完封劇を見せた立大・田中誠


★田中誠がリーグ戦初完投初完封初勝利

☆法政大vs立教大3回戦

法政大 000 000 000=0

立教大 110 000 00×=3

【法】●熊谷、長谷川-鎌倉

【立】○田中誠—藤野

延長12回引き分けの後、立大が1勝を挙げて迎えた3回戦。立大が左腕・田中誠也(2年・大阪桐蔭)、法大が熊谷拓也(4年・平塚学園)と、1回戦と同じ両先発の投げ合いで試合が始まった。

1回表、2死から四球を出しながらもけん制アウトで上々のスタートを切った立大・田中誠に対し、法大・熊谷は1番・寺山寛人(3年・神戸国際大附)にいきなりヒットを許す苦しい立ち上がり。立大はそこから1死1、2塁のチャンスを作ると、4番・笠松悠哉(4年・大阪桐蔭)のレフト前タイムリーで1点を先制。続く2回には「2番・セカンド」でスタメン起用された峯本匠(3年・大阪桐蔭)のリーグ戦初打点となるタイムリーで2点のリードを奪った。

2日前の登板では2ランを被弾するなど5回5安打4失点だった立大・田中誠は、「(前回は)不甲斐ないピッチングだった。今日は開き直って投げた。初回から飛ばしました」と、2回以降も切れ味鋭いストレートと変化球を低めに集め、緩急を使いながらテンポの良いピッチングを披露。唯一、4回に斎藤卓拓(3年・大宮西)にヒットを許したが、次打者を併殺打に仕留めて“3人斬り”を継続。「みんなが(田中)誠也のいいテンポに合わせて守ることができた」(笠松)とバックも好守で盛り立て、終わって見れば9回を打者27人、1安打1四球6奪三振の完封劇。2年生左腕の快投で、立大が2勝目を挙げて勝ち点を獲得した。

敗れた法大は、前週の早大戦に続いて初勝利ならず。先発の熊谷が3回途中7安打2失点で降板した後、2番手の長谷川裕也(4年・聖望学園)が5回2/3を1安打無失点に抑える好投を見せたが、打線が最後まで沈黙を続けた。

1回裏に先制打を放った立大4番・笠松


◎立教大・溝口智成監督

「(先発の田中誠の1安打完封に)まさかですね。今日は大阪桐蔭の3人(田中誠、笠松、峯本)がよくやってくれました。田中はテンポが良かったのと、緩急が使えていたので、(法大打線に)本来の振りをさせなかった。ストレートが低めに制球されていた。よく投げました。使っている選手は多くないですけど、一丸となって戦えています」

◎立教大・田中誠也投手(2年・大阪桐蔭)

「土曜日の第1戦は不甲斐ないピッチングだった。今日は開き直って投げた。初回から飛ばしました。昨日、手越が思い切ったピッチングをいていたので自分も負けまいという思いもあった。守備に助けてもらいました。(3回1死から法大・船曳の)打球がお腹に当たってから、変に落ち着けた。慎重になり過ぎないよう、腕を振って投げて、ストレートも切れていたので変化球との球速差を付けられたと思います」