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二塁送球1.9秒台の鉄砲肩を持つ努力型捕手。古賀 優大(明徳義塾高)

(「時は来た!ドラフト指名を待つ男たち」

古賀 優大 こが・ゆうだい
明徳義塾高
捕手・右投右打・178センチ75キロ・1998年8月7日生(18歳)

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 遠投115メートル、二塁送球タイム常時1.9秒台・最高タイム1.78秒の鉄砲肩と、確かなキャッチング。経験を積み重ねてきたリード。そして最後の夏にコツをつかんだ打撃と明徳義塾高から本格的に捕手を続けた中で成長を果たした努力型捕手である。
 福岡県柳川市出身。中学時代はフレッシュリーグ・友愛野球クラブで投手・遊撃手を中心にプレー。「たまにやっていた」捕手の才能を認められ、明徳義塾高に進むとメキメキと頭角を現し1年5月の高知県総体でベンチ入り。1年秋の高知県大会途中からは正捕手となり、2年夏には自身初の甲子園を経験。試合はセンバツ優勝の敦賀気比の前に延長10回サヨナラ負けに終わったが、3投手の特徴を最大限引き出すリードが光った。

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 同時に二塁送球タイムの短縮にも着手。持ち替えの速さと同時に「補球後すぐ左足を右足の前に出す」ステップワークの改善に取り組んだ。現在の安定したスローイングタイム・送球精度は、この練習がベースになっている。
 最上級生になるとリード面で学びの日々が続いた。四国大会決勝戦で敗れた高松商からは俊足選手に対する対策を、センバツ初戦で敗れた龍谷大平安からは強打線に対するリードを学んだ。結果、最後の夏には「打者の反応を見て、リードを変化させていく」完成形を身に付ける。
 最後まで課題として残っていた打撃面も今年からコーチとして就任した元阪急・島谷金二氏により劇的に改善。「逆方向を意識する」打撃でバットも素直に出るようになった。
 結果、最後の夏は甲子園ピンチをつぎつぎとしのいでのベスト4。4試合で16打数10安打。大会10安打は北海の菅野伸樹と並びトップタイである。
 準決勝直後には、秘めていた高卒プロへの思いを公言した古賀。成功につながる過程を知る男は、日本最高峰の世界でもたゆまぬ努力を続けていく。

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