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専修大が完封リレーで立正大に雪辱。ドラフト候補・高橋礼「野球人生かけて戦う」【東都大学野球入替戦】

★打順組み替えが功を奏す

12日の1回戦で立正大に敗れ、1部残留に向けて後のなくなった専修大だったが、14日の2回戦を完封リレーで逃げ切り、3回戦に望みを繋いだ。

1回戦や降雨ノーゲームとなった13日からも打順を組み替えてきた専修大は2回に連打と相手失策、2番に打順の上がった山田克志外野手(3年・東海大甲府)の内野安打で先制に成功する。さらに続く3回にも平湯蒼藍外野手(2年・海星)の二塁打を皮切りに、この日スタメン起用された秦匠太朗外野手(3年・二松学舎大附)の犠牲フライで追加点を挙げた。

このリードを左腕・角谷幸輝投手(2年・専大松戸)が7回途中まで無失点で抑えると、7回を上野南斗投手(1年・大社)、8・9回をドラフト候補右腕・高橋礼投手(4年・専大松戸)もそれぞれ無失点で締めた。

これで対戦成績は1勝1敗となり、1部残留・昇格をかけた両者の戦いは、3回戦に持ち込まれた。

★「執念と執念の戦い」

専修大は今春のリーグ戦を0勝10敗1分けで終えていただけに、公式戦の勝利は実に昨年11月7日の入替戦(対国士舘大)2回戦以来の勝利となった。

齋藤正直監督は「久々ですね」と自ら切り出し「角谷がよく投げてくれましたし、打撃もアグレッシブさが出てきました」と笑顔を見せた。

また、最後を締めた高橋は「専大松戸の2個下の後輩(角谷)が後半まで粘っていてくれていたので、しっかりとした姿を見せたかった」と最終回の一打同点の場面を粘れたことに安堵の表情を見せ「久しぶりだなあという感じです」と忘れかけていた勝利の味を噛み締めた。

明日の3回戦に向けて、齋藤監督は「執念と執念の戦い。この1勝の灯を大切にしたいです」と語り、高橋は「やるしかない。野球人生をかけて戦います」と意気込んだ。

専修大の1部残留か立正大の1部昇格(復帰)か。運命の3回戦は15日11時から神宮球場で行われる。

先発し7回途中5失点に終わった1回戦に比べ「調子は上がっている」という高橋


★東都大学野球1部2部入替戦2回戦

立正大 000000000=0
専修大 01100000X=2
【立】●釘宮—小畑
【専】◯角谷、上野、高橋礼—深水

文・写真:高木遊