BASEBALL GATE

大学野球

東洋大が8連勝締め!MVPに飯田晴海、首位打者に佐藤都志也、新人賞に村上頌樹(東洋大)【東都大学野球】

★片山が今季初勝利

前日に優勝を決めた東洋大は、チーム開幕週の対中央大2回戦以来の先発となった片山翔太投手(4年・大社)が9回途中まで日本大打線を7安打無四球無失点に抑え、5対0で快勝。開幕2連敗からの8連勝で春季リーグ戦を締めた。

好調続く打線は竹原祐太外野手(4年・二松学舎大附)の先頭打者本塁打で先制すると、2回には2番・古田塁外野手(4年・天理)にも本塁打が飛び出し、ともに2試合連続本塁打と変わらぬ好調ぶりを見せた。

また首位打者を争っていた佐藤都志也内野手(2年・聖光学院)もフル出場し、2打数1安打2四球1犠打でシーズン打率を.483に乗せ、首位打者を獲得した。

9回にはトーナメント制の全日本大学野球選手権(6月5日開幕)をにらんで、エースの飯田晴海投手(4年・常総学院)を無死満塁から起用。併殺とセカンドゴロで失点を許さず、東洋大が終始王者らしい戦いぶりで最終戦を飾った。

試合後、胴上げされる高橋昭雄監督(東洋大)


★フル出場し堂々の首位打者

試合後、高橋昭雄監督は首位打者を獲得した佐藤について「もともと打撃は良く、リストの柔らかさと強さがあってプロの弾道で打球を飛ばすことができるんです」と評価。

もともとは捕手だが、正捕手に西川元気捕手(4年・浦和学院)がいるため、打撃の良さを買われてこの冬のキャンプから本格的に一塁手に転向させていた。フル出場することで打率を下げるリスクもあったが「(打率を維持するために)途中で下げるとかは好きじゃないのですが、首位打者となるための表をマネージャーが作ってくれていたので、それはずっと気にしていましたよ」と親心を見せた。

佐藤は「率直に嬉しいです。対左投手の時も使っていただけるようになり、期待に応えられました」とホッとした表情を見せた。一方で、全日本大学野球選手権に向けては「クセや課題も出てきているので克服していきたいです」と気を引き締めていた。

(写真左から)首位打者を獲得した佐藤都志也内野手と個人賞3冠の飯田晴海主将


【東都大学野球春季リーグ戦1部表彰選手】

最高殊勲選手・・・飯田晴海(東洋大)

最優秀投手・・・飯田晴海(東洋大)

最優秀防御率・・・喜多川省吾(中央大)

首位打者・・・佐藤都志也(東洋大)

新人賞・・・村上頌樹(東洋大)

ベストナイン

投手・・・飯田晴海(東洋大)

捕手・・・頓宮裕真(亜細亜大)

一塁手・・・佐藤都志也(東洋大)

二塁手・・・中川圭太(東洋大)

三塁手・・・田中将也(東洋大)

遊撃手・・・諸見里匠(国学院大)

外野手・・・田中達朗(日本大)、大工原壱成(中央大)、古田塁(東洋大)

指名打者・・・西丸泰史(国学院大)

※中川圭太は2回目の選出。他の選手は初受賞。


◎個人賞3冠を受賞した飯田晴海主将

「日頃から高橋監督に教えていただいてきたことを生かすことができました。支えていただいた方のおかげなので感謝しています。全日本大学野球選手権でも一戦一戦泥くさく戦います」

★日本大vs東洋大1回戦

東洋大 220000010=5
日本大 000000000=0
【東】◯片山(翔)、飯田−西川
【日】●植谷、松原、田村(孝)、河野(大)−西田
本塁打:東洋大・竹原《1 回ソロ》、東洋大・古田《2回2ラン》

文・写真:高木遊