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【日本生命セ・パ交流戦:今日のMVP】佐野泰雄、緊急事態のスクランブル先発でチームを救う好投!<6月11日>

西武―巨人1  巨人戦に先発した西武・佐野=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


■佐野泰雄(埼玉西武)
○4-0vs読売巨人(メットライフ)
投球成績/4回 被安打1 奪三振2 失点0

 埼玉西武の佐野泰雄が11日の読売巨人戦に先発し、勝ち星はつかなかったが4回無失点の好投でお立ち台に上がった。

 今季ここまで16試合、全てリリーフ登板だった佐藤。先発予定だった今井が発熱で登板回避となり、リリーフ投手による継投で1試合を賄うブルペンデーの最初の投手として今季初先発し、「休日で娘と出かけていたら小野さん(投手コーチ)から電話がきて、明日、頼むと言われた」と、急遽先発となった裏事情を明かした。

 いざマウンドに上がると頼もしいピッチングを披露した。「やることは中継ぎと変わらないと思って、1人1人としっかり対戦して、自分の球を投げることを考えた」と、立ち上がりから丁寧な投球で3回までパーフェクト。4回に四球と安打で1死1、2塁のピンチを作ったが、4番の岡本をショートゴロ併殺打に打ち取って1点リードを守った。「キャッチャーの森が強気のリードで引っ張ってくれた。初回を抑えた後、先制点をもらって気持ちが楽になった。ファンの熱い声援に助けられた」と、4回無失点で代役先発として申し分ない結果を残した。

 その後はマーティン、平井、増田の継投で完封リレーとなり、急遽先発回避のピンチは、災い転じて福となった。先発陣がメジャー移籍した菊池雄星の穴を埋めきれず、苦しい状況に関わらず、現在貯金2と大崩れしていないのは、リリーフ陣の頑張りが大きい。次も先発登板を期待したアナウンサーに「えっ、先発ですか」と戸惑いの表情を見せた佐野だが、すぐに「これからもチームの勝ちに貢献できるように、任せられたところでしっかり投げたい」と意気込みを見せた。