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デスパイネが貴重なソロ2発!福岡ソフトバンクがファイナルステージへ!

「クライマックスシリーズ」 ソフトB―日本ハム第3戦  6回ソフトバンク無死、デスパイネが左翼ポール際に2打席連続となる本塁打を放つ=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】ƒ€


 所沢行きの切符を手にしたのはシーズン2位の福岡ソフトバンクだった。1勝1敗で迎えたクライマックスシリーズ ファーストステージの第3戦で5本のソロ本塁打を放って日本ハムに打ち勝った。
 本塁打を打ったのは明石健志、デスパイネ、松田宣浩、中村晃の4人。デスパイネは同点の4回に勝ち越し弾、1点差に迫られた直後の6回にはリードを広げる2打席連続弾。2本目はレフトポールの上を通過してビデオ検証されたが、判定通りの本塁打。「完璧だったよ」とコメントするほどの特大の一発だった。デスパイネは、その後の打席でもヒットを放ち、このステージは打率5割、3本塁打、6打点の大活躍だ。

 初戦が終わった後、デスパイネは「1ヵ月ちょっとチームを離れた悔しさもあるが、それはもう過去のこと。とにかくCSに思いをぶつけるつもりだった」と語っていたが、その強い気持ちを大事な第3戦でも結果につなげてみせた。 また、この試合の途中まで9打数ノーヒットだった松田は、10打席目の初ヒットが本塁打となった。松田の目覚めは好材料だが、4番の柳田悠岐の不調(9打数1安打)は少しだけ気になるところだ。