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四国アイランドリーグplus優勝を果たした大型右腕。四戸 洋明(愛媛マンダリンパイレーツ)

「時は来た!ドラフト指名を待つ男たち」

四戸 洋明 しのへ・ひろあき
四国アイランドリーグplus・愛媛マンダリンパイレーツ所属
投手・右投右打・185センチ78キロ・1996年5月12日生(20歳)

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2年連続四国アイランドリーグplus総合優勝を果たした愛媛マンダリンパイレーツの若き大型右腕。国士館高(東京)では2年秋・3年春にエース格として活躍。愛媛マンダリンパイレーツ入団後は右肩の違和感で1年目前期は苦しんだが、後期は要所での好投でチームの独立リーグ日本一に貢献。

「NPBに行くことを明確に目標にして臨んだ」今年はリーグ選抜で北米遠征を経験する中、チームメイトとなった岸本淳希(今シーズン、中日育成から香川オリーブガイナーズに派遣)から力を最も出しやすいフォームを学び、「これまでずっと納得がいかなかったフォームに迷いがなくなった」後期に飛躍。最終的にはチームトップタイとなる7勝に加え、防御率もリーグ7位となる2.38と昨年の4.70から大幅に改善された。

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特にチームが激しい優勝争いを演じる中迎えた9月8日の徳島インディゴソックス戦では被安打1・9奪三振でリーグ戦初完封を果たし、前後期連続優勝への推進力をチームに与えた。チャンピオンシップでの登板機会はなかったものの、ルートインBCリーグ覇者・群馬ダイヤモンドペガサスとの日本独立リーグ・グランドチャンピオンシップ第1戦でも6回で被安打7・7奪三振1失点。フランシスコ・カラバイヨ(元オリックス)など強打者ぞろいの打線を要所で締めて、逆転勝ちへの礎を築いている。

内角を攻め切れる140キロ中盤のストレートにツーシーム、スライダーとカーブのコンビネーション精度が日に日に向上してきた2016年。「しっかりと投げられている」とスカウトからの評価もここに来て急上昇している中、伸びしろ多き右腕が10月20日にNPB側からどのような判断を下されるかが注目される。

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