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BCリーグで2冠獲得のリーグMVP投手。安江 嘉純(石川ミリオンスターズ)

「時は来た!ドラフト指名を待つ男たち」

安江 嘉純 やすえ・よしずみ
ルートインBCリーグ・石川ミリオンスターズ所属
投手・右投右打・185センチ80キロ・1992年5月26日生(24歳)

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今季、ルートインBCリーグで22試合登板し146回を投げて16勝1敗・131奪三振で最多勝と最多奪三振の投手2タイトルを獲得。さらに防御率も1.79と圧倒的な成績を残した右腕。後期は8勝負けなしでリーグ後期MVP(投手部門)に輝いた。

ただ、学生時代の経歴は表舞台とは縁遠かった。高校は岐阜の名門・中京に進むも、立場は外野手兼2番手投手。愛知学泉大では晴れて投手となるも、愛知大学野球連盟1部経験なし。ストレートも140キロ中盤がやっとであった。

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ただ、石川ミリオンスターズに入団後はMLB経験もある多田野和人投手兼任コーチの指導を受け急成長。昨年は中継ぎ中心に実績を重ね、今季は常時140キロ中盤、最速151キロのストレートと落差のあるフォークを決め球に、カーブ・スライダー・カットボールを織り交ぜ打者の絞り球を狂わせる投球スタイルを確立。石川ミリオンスターズを「ADVANCE‐West」前後期優勝に導いたばかりでなく、シーズン通じ、わずか33与四死球。1試合平均2.03。「安定している」とNPBスカウトからも高評価を得た。

続くリーグチャンピオンシップでは群馬ダイヤモンドペガサスの前に敗れ、3年ぶりのリーグ優勝こそならなかったが、9月29日にはチームの創設10周年記念試合で阪神タイガース2軍相手に先発。今成亮太、横田慎太郎、伊藤隼太といった一軍経験豊富な打線にも全く動ぜず3回で被安打1・5奪三振無失点と現状の実力を存分に示した安江。「人事を尽くして天命を待つ」をやりきった充実の2年目を終え、10月20日を自信をもって迎える。

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