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高校野球

走攻守3拍子揃った、身長184cmの大型遊撃手。三森 大貴(青森山田高)

「時は来た!ドラフト指名を待つ男たち」

三森 大貴 みもり・まさき
青森山田高
遊撃手・右投左打・184センチ70キロ・1999年2月17日(17歳)

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身長184センチの大型遊撃手。70キロと細身な身体からでもパワフルな打球を飛ばす。加えてホームから一塁までの駆け抜けタイム4.0秒台の俊足と、相手投手の癖を洞察し盗塁を決める対応力。遠投100メートルの強肩を生かした広い守備範囲もウリにする。

埼玉県越谷市出身。中学では親元を離れて青森山田中に入学し、校内の硬式野球部である青森山田リトルシニアで3度の全国大会出場。青森山田高では2年春に三塁手のレギュラーとして東北大会優勝を経験した。

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さらに2年秋には公式戦13試合で打率.490、9盗塁。東北大会優勝。明治神宮大会ベスト4入りに大きく貢献した。明治神宮大会2回戦の東邦戦では右翼フェンス最上部を直撃する二塁打。広いスタンスから高く右脚を上げ、強いインパクトを出す打撃で広角に鋭い打球を飛ばし続け、才能の一端をのぞかせた。

自身初の甲子園出場となった第88回選抜高等学校大会では敦賀気比の188センチ右腕・山﨑颯一郎の角度ある速球に苦しみながらも、第4打席で中前安打。チームは初戦敗退に終わったが、貴重な全国での経験を積んでいる。

最後の夏は「青森山田での6年間の最後ということで気合いを入れて臨みましたが逆に力んでしまった」と本人が語るように、12打数1安打の不振に終わりチームも4回戦敗退。この悔しさをプロの世界で晴らし、「相手から嫌がれるような内野手」になるために。三森は卓越したバットコントロールとダッシュ力を成績に結びつける努力を続けながら、運命の10月20日を待つ。

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