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プロ野球

斎藤佑6回2失点!横尾同点弾&大田決勝弾!北海道日本ハムが延長勝ち!

11回日本ハム2死、大田が中越えに勝ち越しソロを放つ=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


北海道日本ハムが延長戦の末に3対2でオリックスに勝利した。

 オリックスの先発は今季12勝7敗、防御率3.56の金子、対する北海道日本ハムは今季1勝3敗、防御率8.18の斎藤佑樹が自身7月11日以来6度目の先発マウンドに上った。

 初回、北海道日本ハムの1番・西川がヒットで出塁するも後続を打ち取られて無得点。オリックスは2回1死から小谷野、3回2死から大城がともに2塁打を放ったが、あと1本が出ず、0対0のまま序盤3回を終えた。

 迎えた4回裏、オリックスが1死から小谷野の四球、マレーロの内野安打でチャンスを作って中島の犠牲フライで1点を先制。6回裏には1死からロメロが26号ソロを放って2点目を奪取。それでも斎藤佑はボールを低めに集める丁寧な投球を続けて、6回を5安打2四球4奪三振の失点2(自責1)でマウンドを降りた。一方のオリックスの金子は、5回に西川にタイムリーを許したが、7回まで7安打10奪三振1失点で勝利投手の権利を持ったままリリーフ陣へ託した。

 しかし、土壇場の9回裏だった。オリックスの守護神・平野に対し、2死走者なしから北海道日本ハムの横尾が起死回生の6号ソロを放って同点。延長戦に持ち込むと、11回表に大田がセンターオーバーの12号ソロを放って勝ち越しに成功。「3番・DH」で先発出場した大谷が左太ももを痛めて途中交代するアクシデントがあったが、チーム一丸での逆転勝利を掴み取った。