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来秋ドラフト候補の大砲・中山翔太の大活躍にスカウトも高評価!菅野秀哉は慶大打線を完封し法大大勝【東京六大学野球】

3安打1本塁打の中山翔太(法政大)

先週の明大戦で開幕連敗スタートとなってしまった法大だったが、投打の柱が活躍し、慶大に8対0と大勝した。

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 法大は初回、一死二、三塁の場面で4番に入る右の強打者・中山翔太内野手(3年・履正社)が慶大先発の高橋亮吾投手(2年・慶應湘南藤沢)のストレートを強振し、打った瞬間に本塁打と分かる3ランで先制に成功する。さらに5回には中山の三塁線を破る二塁打でチャンスを広げると福田光輝内野手(2年・大阪桐蔭)と小林満平内野手(3年・中京大中京)のタイムリーで3点を追加。さらに6回にも向山基生外野手(3年・法政二)のタイムリーで2点を追加した。

 この大量援護にエース右腕の菅野秀哉投手(3年・小高工)は「点が入り自分の投球ができました」と、7回途中7失点でノックアウトされた明大戦とは様変わりした投球内容で慶大打線を7安打完封に抑えた。

7安打完封の菅野秀哉(法政大)

 3安打1本塁打を放って大勝の立役者となった中山は「先週は力が入りすぎていたので、上半身の力を抜くようにスイングしました」と振り返る。また、前日にプロ志望届を提出した高校の後輩・安田尚憲内野手(履正社3年)に話題が及ぶと「来年は僕がドラフトの主役になりたいです。今季の目標は打率.350、6本塁打」と野心を明かし、終始笑顔で次戦以降のさらなる大暴れを誓った。

★楽天・沖原佳典スカウト
「中山選手は、ヘッドが下がらずキレイに出てくるバットの軌道が良いですね。開きも我慢できているので、打球がファウルに切れていかないですし、泳いでも変化球に対応ができています」

■法政大vs慶應義塾大1回戦
法政大   300032000=8
慶應義塾大 000000000=0
【法】◯菅野—鎌倉、中村浩
【慶】●高橋亮、高橋佑、菊地、川端、石井雄、関根—郡司
本塁打:法政大・中山(1回3ラン)

◎法政大・青木久典監督
「菅野に完封をさせたかったので最後まで投げさせました。先週は左肩が中に入りすぎて開きが早くなっていたので修正をしました。4、5番(中山と福田)はやっと打ってくれました。2人には“頭の中を整理してから打席に立ちなさい”と伝えていました」

文・写真:高木遊