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プロ野球

打線爆発15安打で横浜DeNAが快勝!ルーキー・濵口が8勝目!

ヤクルトに勝利し、ラミレス監督(左)とタッチするDeNA・浜口=神宮【写真提供:共同通信社】


横浜DeNAが7対3で東京ヤクルトを下し、このカードの勝ち越しを決めた。

 先発は東京ヤクルトが今季2勝4敗、防御率4.08の山中。一方の横浜DeNAは同7勝5敗、防御率3.58のルーキー・濱口。初回から横浜DeNA打線が山中に襲いかかった。1死1、3塁とチャンスを作ると、4番・ロペスのサードゴロをリベロが失策し1点を先制。続く2回には、2死2、3塁で1番・桑原のタイムリー2塁打で2点を追加した。さらに4回には9番・倉本の2点タイムリーが生まれ、先発の山中をノックアウト。5回にも、7番・高城のタイムリーヒットで1点を加え前半だけで6得点を奪った。

  援護をもらった濱口は、6回まで4イニングを三者凡退に仕留める圧巻のピッチング。このままプロ初完封かと思われたが、7回裏に四球でランナーを出すと、5番・リベロにタイムリーを浴び1点を失うと、7番・荒木、8番・西浦にも連続タイムリーを打たれ3失点と崩れてしまう。ここで横浜DeNAは、2番手・砂田にスイッチ。砂田は2者連続三振で相手の流れを断ち切ると、8回表に桑原のタイムリーが生まれ1点を追加。その後は、8回パットン、9回山﨑康と盤石のリレーで逃げ切った。

 横浜DeNAは今季最多タイの貯金7となり、2位・阪神に2.5ゲーム差に迫った。敗れた東京ヤクルトは、先発・山中が3回1/3を9安打5失点と誤算。7回に3本のタイムリーで3点を奪ったが、失点が多過ぎた。