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齊藤のダメ押し満塁弾含む、10安打10得点で法大が東大下す!【ハイライト動画 5/22 春季東京六大学野球 東京大学vs法政大学】

■東京大vs法政大1回戦
東大 000 110 000=2
法大 100 000 27X=10
【東】●井澤、小宗、柳川-松岡泰
【法】○三浦、古屋敷-舟生、大柿
本塁打:法大・岡田《1回ソロ》、法大・齊藤大《8回満塁》

◎法政大・加藤重雄監督
「非常に胃の痛むというか、冷や冷やした試合になった。絶対にこのままでは終われないと思っていた中で、選手たちがいい形で点数を取ってくれた。1点ビハインドだったので、とにかく浮き足立たないように、絶対にチャンスは来ると、自分のバッティングをするようにと伝えていた。東大には絶対に負けられないというプレッシャーは正直あった。過去にも連敗して勝点を献上したことがありますし、優勝はなくなっても一つでも上(の順位)に行きたいという中で、みっともない試合は見せられない」

◎法政大・三浦銀二(4年・福岡大大濠)
「結果だけを見ると良かったです。今日の調子は良かった方。2点は取られましたけど、自分のピッチングはできたと思います。(リーグ通算10勝目に)すごく光栄なこと。節目の数字ではあるので、嬉しい気持ちです。今季はなかなか勝てない試合が続いていましたけど、慶應戦でのノーヒットノーワンも自分の中で自信になりましたし、秋に向けていいイメージで入れるかなと思います」

◎法政大・宮﨑秀太(3年・天理)
「(7回の逆転打は)前の3打席で打てていなかったので、ここは気合で行くしかないと思った。加藤監督から声を掛けられてスイッチが入った。よく間を抜けてくれました」

◎東京大・井出峻監督
「途中までは良かった。(5回の攻撃は)長打がなかなか出ないですから足を使っていった。選手が自分たちで考えて、いろいろとチャンスを狙っている。(先発の井澤は)最初にホームランを打たれましたけど、今日は井澤と心中するつもりでした。もう一歩でした」

◎東京大・井澤駿介(3年・札幌南)
「自分は1浪しているので、三浦投手とは同じ代。甲子園でも活躍したすごいピッチャーと投げ合えるということで、すごい楽しみにしていた。今季の前半戦は四球から大量失点してしまう試合が多かったですけど、立教戦辺りから良くなってきて、自分の中である程度の手応えは持って試合に入ることができた。変化球でストライクを取れるようになって、的を絞らせないピッチングができるようになった。(逆転を許した7回は)少しコントロールが乱れてしまった。ランナーをためてしまったのがミスだった」