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【今週のJERA セ・リーグ】 「チーム初ヒット&初アーチ」「リベンジに挑む主将」「チーム唯一の無安打ピッチ」日本シリーズ・巨人の週間トップ3は誰だ!?(11/16〜11/22)

 レギュラーシーズン全日程が終了し、先週は日本シリーズの第1戦、第2戦が行われた。王者ソフトバンクの前に2連敗スタートとなった巨人だが、その中で活躍した選手、意地を見せた選手<週間トップ3>を選びたい。

<先週の成績>
巨人:0勝2敗 

【写真提供=共同通信】劣勢の中でも2試合連続安打&打点を挙げたウィーラー。3戦目以降の反抗のキーマンにもなる

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<1位>
ウィーラー(巨人)
【週間成績】出場2試合 7打数2安打、1本塁打、3打点

 2試合連続で完敗を喫した巨人の中で気を吐いたのが、チームのムードメーカーでもあるウィーラーだった。
 第1戦、第2戦ともに「8番・レフト」でスタメン出場。21日の第1戦では、3回の第1打席でソフトバンクの先発・千賀晃大と対峙し、ファウルで3球粘った後、8球目のカットボールをレフトへ弾き返して今シリーズのチーム初ヒットを記録。第2、第3打席は連続三振に倒れた後、9回の第4打席では1死満塁から犠牲フライを放って完封負けを逃れるチーム初打点もマーク。翌22日の第2戦でも、チームが序盤から失点を重ねて劣勢の展開になった中、5回の第2打席で先発・石川柊太の144キロ直球を捉えてライトポール際へ2ラン。今シリーズのチーム初本塁打に力強いガッツポーズを見せ、意気消沈していたベンチを盛り上げた。
また、第1戦の4回には、2死2塁からデスパイネのレフト前ヒットを処理して、すぐさま本塁へのストライク返球で失点を阻止。この男の攻守における奮闘が、必ず第3戦目以降の戦いにつながるはずだ。

<2位>
坂本勇人(巨人)
【週間成績】出場2試合、6打数2安打2四球、0本塁打、1打点

 悔しさを滲ませながらも、必死にバットを振り、体を投げ出した。
 第1戦での第1打席は空振り三振に倒れたが、第2打席で四球を選んで出塁すると、6回の第3打席では千賀晃大のカウント2-1からの外角高めの148キロ直球を捉え、センター前へ今シリーズ初ヒットを記録。第2戦でも第3打席で石川柊太のカウント2-2からの甘く入ったスライダーを逃さずにセンター前に弾き返した。
昨年の日本シリーズでは、相手バッテリーの執拗な内角攻めの前に4試合で13打数1安打の打率.077に抑え込まれ、4四球を選んだが5三振を喫した。チームとしても個人としてもリベンジの今シリーズ。第2戦の7回には三遊間への鋭い当たりに体を投げ出して気迫のダイビングキャッチも披露。まだ勝利には貢献できていないが、主将の2試合連続ヒットは、チームメイト、ファンに勇気を与えるものだった。

<3位>
高梨雄平(巨人)
【週間成績】登板1試合、打者3人、被安打0、無失点

 2試合で計23安打18失点を喫した巨人投手陣の中で、今季途中にトレード加入した左腕が好リリーフを見せた。
 エース・菅野智之が先発した第1戦は出番なし。続く第2戦では8回から6番手としてマウンドに上ると、途中出場の牧原大成を141キロの外角ストレートでショートゴロ、続く明石健志にはカウント2-1からのスライダーでファーストゴロに打ち取ると、最後は上林誠知を3球連続スライダーでサードフライに仕留め、わずか11球での三者凡退。「巨人の一員になり、初めての日本シリーズでしたが、0で帰ってくることができて良かったです」とコメントした。
 日本シリーズ2試合を終えて計10人が登板した巨人投手陣の中で、ソフトバンク打線から1本のヒットも打たれていないのは高梨のみ。第3戦目以降、この男の出番は必ずあるはず。そのためにも、まずは接戦に持ち込み、勝利パターンに持ち込める試合を展開したい。

※成績はすべて11月22日終了時点