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プロ野球

メッセンジャー来日1号弾&10勝目!阪神が快勝!

10勝目を挙げ、金本監督(左)とタッチを交わす阪神・メッセンジャー=神宮【写真提供:共同通信社】


阪神が5対0で東京ヤクルトを下し、今カードの勝ち越しを決めた。

 先発のマウンドに上がったのは、東京ヤクルトが今季4勝3敗、防御率3.17の小川。対する阪神は同9勝5敗、防御率2.89のメッセンジャー。先制は阪神。3回表に、この回先頭の9番・メッセンジャーが、外角高めの球をライトスタンドへ第1号ソロを放った。

 来日初アーチを放ったメッセンジャーは、投球でも初回からエンジン全開。力強いストレートと、キレのある変化球で毎回三振を奪う好投で、スコアボードにゼロを並べていく。

 手痛い一発を食らった小川だが、すぐに立ち直り5回を投げ1失点でリリーフ陣へバトンタッチ。緊迫した投手戦が続いた試合が再び動いたのは7回表。阪神打線は、代打・中谷の第10号ソロで追加点を奪うと、相手のエラーと2番・上本のタイムリースリーベースなどで合計4点を奪い試合を決めた。

 メッセンジャーは8回114球を投げ5安打無失点、毎回の12奪三振でハーラートップタイの10勝目。助っ人外国人選手として歴代最多タイとなる来日から6度目の2ケタ勝利達成というおまけもついた。

 敗れた東京ヤクルトは、リリーフ陣が踏ん張れず。打線もつながりを欠き、流れを引き寄せられなかった。