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プロ野球

石川7回途中1失点!千葉ロッテが福岡ソフトバンクに一矢を報いる!

7回途中1失点で2勝目を挙げたロッテ・石川=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 千葉ロッテが3対1で福岡ソフトバンクに勝利した。

 後半戦負けなしの5連勝中の福岡ソフトバンク。地元の鷹の祭典最終日に先発したのは、38日ぶりの登板となる中田。初回は死球1つに抑えたが、2回の先頭・鈴木に2塁打を許すと、パラデスの内野ゴロ間に三塁に進まれ、中村の犠牲フライで1点を先制される。その裏、福岡ソフトバンクは松田のタイムリー2塁打で同点とするが、3回表には千葉ロッテのサントスがライトへ来日初本塁打を放ち1点を勝ち越し。中田は5回表にも先頭のサントスに二塁打を許し、井口のタイムリーでさらに1点を失い、5回途中で降板。

 福岡ソフトバンク打線は3回以降石川に抑えられたが、7回裏にデスパイネと中村の連打で無死2、3塁という一打同点のチャンスを作る。しかし、松田がセカンドライナー、代打の川島が一邪飛に倒れ、その後2死満塁とするも川﨑が三振に倒れて万事休した。

 結局、2回の松田のタイムリーによる1点のみに抑えられ、1対3で敗れ、地元の鷹の祭典全勝はならず。千葉ロッテは先発の石川が6回1/3を6安打1失点に抑えて今季2勝目を挙げた。

 また、7回の守備から退いた柳田について、工藤監督は「まだ右膝が万全ではないので、トレーナーとも話をして3打席と決めていた」と話した。