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プロ野球

アマダーがサヨナラ弾!東北楽天が終盤の2本塁打で逆転勝利!

9回、サヨナラ本塁打を放ったアマダー(49)を迎える楽天ナイン=Koboパーク宮城【写真提供:共同通信社】


 東北楽天が3対2でオリックスにサヨナラ勝ち。今カード3タテに成功した。

 先発は東北楽天が釜田、オリックスは西。序盤は両先発が好投。釜田は2回無死2塁、3回にも1死2塁と得点圏に走者を背負ったが後続を落ち着いて料理。対する西も、初回にヒット、2回は死球で先頭打者に出塁を許したが、焦ることなく丁寧に低めを突いて無失点を続けた。

 試合が動いたのは4回表、オリックスがロメロの内野安打、中島の四球で無死1、2塁とすると、T-岡田の投手ゴロを釜田が悪送球して1点。さらに安達がセンター前タイムリーを放ち、この回2点を先制。この援護点を背に、先発の西が7回まで3安打無失点の快投を続けた。

 しかし8回裏、東北楽天がヒットの今江を1塁に置いて1番・島内がライトスタンド最前列に飛び込む同点2ラン。ひと振りで試合を振り出しに戻すと、続く9回裏、アマダーが、カウント1-1から2球ファウルの後の5球目、146キロの高目ストレートを捉えてライトスタンドへ。前日3打席連続本塁打を放った助っ人砲が、今度はサヨナラ本塁打を放って試合を決めた。

 東北楽天の先発・釜田は7回6安打2失点。8回を菅原、9回は久保が無失点に抑えて久保が移籍後初勝利。オリックスは西が2発に泣いて5敗目(4勝)。チームも5連敗となった。