BASEBALL GATE

プロ野球

108日ぶりの白星!福岡ソフトバンク・武田が復活の2勝目!

6回1安打無失点で2勝目を挙げたソフトバンク・武田=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


福岡ソフトバンクの武田が22日の千葉ロッテ戦(ヤフオクドーム)で6回1安打無失点の好投で約3カ月半ぶりの今季2勝目をマークした。

 7月5日のオリックス戦以来、今季5度目の登板に「(捕手の)高谷さんがうまくリードしてくれました。緩急をうまく使えたし、リズム、テンポよく投げることができました」と武田。初回に1番・細谷、2番・加藤から武器であるカーブで連続三振を奪うと、その後もゆったりとした投球フォームから緩急自在にボールを投げ込み、凡打の山。3回2死走者なしから細谷にこの試合の初ヒットを許した後、5回に死球と自らの失策で1死1、3塁のピンチを背負ったが、田村をストレートでショートゴロ併殺打に仕留めて無失点。7回からリリーフ陣にバトンを託したが、6回79球を投げて、1安打、3四死球、8奪三振で4月5日以来の白星を手にした。

 昨季は2年連続2ケタ勝利を達成し、リーグ2位タイの14勝(8敗、防御率2.95)を挙げたが、6年目の今季は4月に右肩炎症で戦線離脱。スタートダッシュを決めた東北楽天を必死に追いかけるチームを横目に2軍暮らしを続けた。だが、6月末に復帰して、この日が3試合目。球数を見てもまだ100%ではないが、「よかった時の感じが出てきたので、また次につながると思います」と武田。“奪首”へ向けた頼もしい右腕が戻って来た。