４回ソフトバンク１死、今宮が左越えに先制ソロを放つ＝ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】

　福岡ソフトバンクが2対0で千葉ロッテに完封勝ち。連勝を5に伸ばした。

　福岡ソフトバンクの武田、千葉ロッテの二木の両先発が序盤から見事な投手戦を展開。5回までに許したヒットは互いに1本ずつだが、千葉ロッテの初ヒットが細谷のシングルヒットだったのに対して、福岡ソフトバンクの初ヒットは4回裏に飛び出した今宮の6号ソロ本塁打。二木の失投を見逃さず、見事に仕留めた今宮の一発で、福岡ソフトバンクが1点を先制した。

　武田は6回無失点（79球、被安打1、四死球3、奪三振8）で降板。7回表を森が三者凡退に抑えると、その裏、福岡ソフトバンクに流れがやってきた。先頭の今宮がライト前ヒットで出塁すると、柳田の打球をパラデスが弾き（記録は失策）無死1、2塁。ここで内川がレフト前にタイムリーを放って1点を追加。その後、1死満塁の好機を作るも得点は奪えず、結局2対0のまま試合終了となった。

　千葉ロッテは3回の1安打のみで零封負け。二木をはじめ、投手陣は踏ん張りを見せたものの、打線がまったく機能しなかった。一方の福岡ソフトバンクは今宮が先制ソロを含む猛打賞。内川もきっちりと4番の仕事を果たすなど、大分コンビの活躍で2点を叩き出し、先発の武田が4月5日以来、108日ぶりの白星を挙げた。