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プロ野球

阪神が4発大勝!東京ヤクルトは14連敗…

ヤクルトに勝利し、笑顔でポーズをとる阪神・ロジャース=神宮【写真提供:共同通信社】


神宮の夜空に4本のアーチを放った阪神が11対1で東京ヤクルトを下した。

 先発は東京ヤクルトが今季5勝6敗、防御率3.25のブキャナン。対する阪神は同7勝4敗、防御率3.44の秋山。13連敗中の東京ヤクルトは、今季の対阪神戦3戦3勝と好相性なブキャナンに泥沼からの脱出を託した。

 しかし先制したのは阪神。2回表に、この回先頭の4番・福留が5球目の甘く入ったシュートを強振し、バックスクリーンへ第8号ソロを放ち1点を奪う。主砲の一打で勢いに乗った阪神打線は4回表、1死1塁の場面で後半戦から加わった5番・ロジャースが来日初となる一発をレフトスタンドへ運び、2点を追加した。さらにロジャースは、6回表に2打席連続の2号2ラン、7回表にはタイムリーヒットを放ちこの日3安打5打点と大爆発。9回表には、ドラふと1ルーキーの大山に2号3ランが生まれるなど、打線が4本塁打を含む12安打を放ち相手に流れを渡さなかった。

 阪神の先発・秋山は、7年ぶりの完封を逃すも、今季2度目の完投で8勝目。連敗が14に伸びてしまった東京ヤクルトは、ブキャナンが6回7失点と大誤算。打線は、8安打を放ちながらわずかに1点と繫がりを欠いた。