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横浜DeNAが後半戦3連勝発進!東京ヤクルトは13連敗…

ヤクルトに3連勝し、笑顔でナインを迎えるDeNA・ラミレス監督(右)=横浜【写真提供:共同通信社】


横浜DeNAが5対3で東京ヤクルトに勝利。桑原の決勝タイムリーで後半戦3連勝スタートを決めた。

 先発は今季4勝10敗、防御率5.17の石川と、同3勝3敗、防御率3.06の石田。先手を奪ったのは是が非でも連敗を止めたい東京ヤクルト。2回表、先頭打者のバレンティンがバックスクリーンを直撃する13号ソロで先制。しかし、横浜DeNAは直後の3回裏、こちらも宮﨑の8号ソロで試合を振り出しに戻すと、4回裏には四球で出塁の桑原を2塁に進め、4番・ロペスがセンターへタイムリーを放って勝ち越しに成功した。

 追いかける展開となった東京ヤクルトは一発攻勢で勝利を手繰り寄せる。まずは6回表に山田の14号ソロで同点に追いつくと、7回表にはバレンティンがこの試合2本目となる14号ソロでついに逆転。このまま逃げ切りたいところだったが、好調の横浜DeNAは容赦なく反撃の手を伸ばしてきた。

 7回裏、倉本と桑原の連打で1、2塁とすると、筒香がライトへタイムリーをふたたび同点に。試合を決めたのは8回裏、東京ヤクルトのルーキをから2死1、2塁の場面を作ると、1番・桑原が「いいピッチャーなのでなんとか気持ちで食らいついていこうと、それだけでいきました。抜けていくのが確認できて改めてホッとしました」と左中間を破る2点タイムリー3塁打が決勝点となった。4番手として8回表を抑えたパットンが4勝目。9回を締めくくった守護神・山崎康に15セーブ目が付いた。

 一方、未だ7月の白星がない東京ヤクルトは13連敗に。終盤に1度はリードを奪うも勝利に結びつけることができなかった。