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プロ野球

横浜DeNAが完封勝ち!東京ヤクルトは7月未勝利の泥沼12連敗…

ヤクルトに勝利し、お立ち台でポーズをとるDeNA・梶谷(左)とウィーランド=横浜【写真提供:共同通信社】


横浜DeNAが1対0で東京ヤクルトに勝利。ウィーランドから山崎康で締める完封リレーによって2試合連続の1点差ゲームをモノにした。

 横浜DeNAの先発・ウィーランドは今季3勝2敗、防御率2.50。白星こそ伸び悩んでいるが、8試合でクオリティスタートと安定した投球を披露し、この試合も初回と2回の立ち上がりに走者を出したものの後続を打ち取って難を逃れた。すると3回から7回まで5イニング連続で3者凡退とまったく相手を寄せ付けぬ快投を披露。打線は4回裏、宮崎の安打に7番・梶谷がライトフェンスを直撃する先制のタイムリー3塁打。終わってみれば、この1点が決勝点となった。

 8回表のマウンドにも上がったウィーランドは、先頭打者の藤井に安打を浴びて1死2塁と同点のピンチを迎える。しかし、代打・大松を空振り三振に仕留めて2死。最後は武内をファーストゴロに打ち取って先発の仕事を果たした。9回表は守護神・山崎康が2つの四球を与えながらも無失点で逃げ切り14セーブ目。ウィーランドは8回を3安打7奪三振の無失点で今季4勝目を挙げた。

 一方、東京ヤクルトは7月未勝利での12連敗。先発のルーキー・星が5回を4安打1失点と試合を作るも5敗目。リリーフ陣がギルメットから中澤、石山の無失点リレーで接戦に持ち込みながら、9回表の1死1、2塁でクリーンアップに回した絶好機に4番・バレンティンと5番・荒木が共に倒れて期待は儚くも潰えてしまった。