西武に勝利し、お立ち台でポーズをとるソフトバンクのバンデンハークと高田＝ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】

　福岡ソフトバンクが3対1で埼玉西武に勝利。バンデンハークが本拠地12連勝を飾った。

　序盤は福岡ソフトバンクのバンデンハーク、埼玉西武の野上がともにすばらしい立ち上がりを見せて3回までスコアボードにゼロを並べた。試合が動いたのは4回裏だ。先頭の髙田が野上の2球目をライトスタンド前列へ運ぶ先制ソロ本塁打。さらに続く柳田のレフト線への2塁打を放つと2死後に中村のタイムリーが出て1点を追加した。福岡ソフトバンクは5回裏にも髙田のタイムリーで1点を加えて3対0 とした。

　ヤフオクドームでの不敗記録を続けるバンデンハークは、この日もうまく緩急をつけながら埼玉西武打線を翻弄。6回2死までノーヒットを続けていたが、初めて許したヒットが秋山の16号ソロ本塁打。結局、バンデンハークは6回を被安打2の1失点で降板し、ヤフオクドームでの不敗記録を継続した。

　7回は森が無失点で切り抜けたが、8回に登板した岩嵜は連打と四球で2死満塁のピンチを背負い4番メヒアと対峙。ボールカウントを先行させながらも、鷹の祭典で満員となったスタンドの激励の拍手を力に変え、センターフライに打ち取って2点のリードを守り抜いた。9回のサファテも1死1、2塁とされたが、相手の盗塁死なども絡んで無失点で役割を終えて試合終了。デーゲームで北海道日本ハムに勝利していた東北楽天とのゲーム差は1のままとなった。