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プロ野球

左右で巧みなバットコントロール!阪神・大和が3安打4打点!

観客の声援に応える阪神・大和=甲子園【写真提供:共同通信社】


阪神が大和の12日の中日戦(甲子園)でタイムリー3本での3安打4打点と活躍し、チームを3連勝に導いた。

 「7番・ショート」で今季16試合目の先発出場。2点を追う2回に中日先発左腕・バルデスからレフト線へ追撃のタイムリー2塁打を放つと、6回の第3打席では満塁のチャンスに外角ストレートをライトへ運んで同点の2点タイムリー。さらに8回、2死2塁から、中日の又吉に対して左打席に入ると、低目に落ちる変化球に食らい付いてレフト前に弾き返し、決勝点を叩き出した。

 試合後のお立ち台では、「2本打てたので、左でも打ちたいなと思っていた。なんとかいいところに落ちてくれたので良かったと思います」と大和。「良い時も悪い時もありますけど、みなさんが常に応援してくれるので、しっかりとその期待に応えられるように頑張りたい」とファンの歓声に応えた。

 守備は折り紙付き。定位置争いは激しいが、今季から取り組んだ両打ちにも光明。この日のようなバッティングを見せることができれば、スタメンの機会はおのずと増えてくる。