８回１失点で４勝目を挙げた広島・ジョンソン＝マツダ【写真提供:共同通信社】

　広島東洋が横浜DeNAに5対1で快勝し、オールスター前の最後の3連戦を2勝1敗と勝ち越しで終えた。

　恋女房の石原の通算1500試合出場の試合で、ジョンソンが今季一番の投球を見せた。1、2回を三者凡退に打ち取ると、初ヒットが先頭打者の2塁打でピンチを迎えた3回も無失点。得点圏に走者を許した4、5回は、内野ゴロの間の1失点のみに抑えた。6回からは危なげない投球で、今季最長となる8回を投げて1失点の内容で降板した。

　打線は3回に丸のタイムリーとワイルドピッチで2点を先制し、1点差となった7回には今季初打席となった途中出場の岩本が「追い込まれていたので必死にいった。いいところで自分のスイングができてよかった」という満塁走者一掃のタイムリーを放って決着あり。先発のジョンソンが8回1失点の好投で4勝目を挙げた。

　横浜DeNAは3回に無死2塁と先制のチャンスを作ったが、濱口が送りバントを失敗してジョンソンを攻めきれず。4、5回は連打が出たが、タイムリーが出ず1点のみに終わり、3番の筒香と4番のロペスが2人で1安打のみと打線が機能しなかった。