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長野2試合連発弾&田口が8勝目!読売巨人が逆転勝利!

ヤクルトに勝利し、笑顔で引き揚げる巨人・長野(左)と田口=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 読売巨人が3対2で東京ヤクルトに逆転で勝利した。

 先発は、読売巨人が今季7勝2敗、防御率2.08の田口。東京ヤクルトはいまだ勝ち星を挙げられていない山中(0勝4敗、防御率4.64)。序盤の3イニングは、両先発が好投。防御率セ・リーグトップの田口は、ボールを低めに集める丁寧なピッチングで、一方の山中はテンポの良さを活かした投球内容で0を並べた。

 試合が動いたのは4回表。1死2塁の場面で3番・山田が甘く入ったスライダーを逃さずレフトスタンドへ第13号2ランを放ち先制する。手痛い一発を食らった田口だったが、その後はすぐに立ち直り追加点を与えず。若き左腕を援護したい打線は6回裏、2死ならが1、2塁とチャンスを作ると5番・村田、6番・亀井が連続タイムリーを放ち同点に追いつくと、続く7回表には最近5試合で3本塁打と好調の1番・長野が真ん中に入った変化球を捉え、第7号逆転ソロをレフトスタンドへ運び試合を決めた。

 8回2失点と先発の役目を果たした田口は、ハーラートップタイの8勝目。9回を締めたカミネロが17セーブ目を挙げた。

 敗れた東京ヤクルトは、引き分けを挟み8連敗。先制したものの、投手陣が踏ん張れなかった。