BASEBALL GATE

プロ野球

ディクソン好投&吉田正が復帰即2打点!オリックスが完封勝ち!

ロッテに勝利し、お立ち台でポーズをとるオリックスのディクソン(左)と吉田正=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


オリックスが4対0で千葉ロッテに完封勝ち。連敗を4で止めた。

 今季6勝5敗、防御率2.91のディクソンと同1勝7敗、防御率4.44の石川の先発で始まった一戦。オリックスは3回裏、マレーロのヒットと盗塁で2塁へ。駿太の送りバント失敗でチャンスが潰えたかに思えたが、若月のヒット、2死後に大城の内野安打で満塁のチャンスを作ると、この日「3番:DH」で今季初出場の吉田正が、センター前にはじき返して2点を先制した。

 オリックスの先発・ディクソンは、力強いストレートを軸にスコアボードにゼロを並べ、7回まで9個の三振を奪って5安打無失点に抑える力投。8回裏には大城、吉田正のヒットで1、3塁として、ロメロ、T-岡田のタイムリーで2点を加えて試合を決定づけると、8回を黒木、9回を平野が抑えて、ディクソンが7勝目をマークした。

 敗れた千葉ロッテは、先発の石川がシンカーとカーブを交えながら好投を演じたが、疲れが見え始めた8回の2失点が大きく響いた形。打線は計7安打を放ったが好機にあと一本が出ずに6月17日以来の完封負けを喫した。