ソフトバンク戦に先発、７回無失点で２勝目を挙げた日本ハム・上沢＝札幌ドーム【写真提供:共同通信社】

北海道日本ハムが2対0で福岡ソフトバンクに完封勝ち。連敗を5で止めた。

　6連勝中の福岡ソフトバンクは今季7勝（3敗）を挙げているバンデンハーク、5連敗中の北海道日本ハムは前回登板で2年ぶりの勝利を飾った上沢が先発。ともに初回に得点圏に走者を送りながら無得点に終わると、その後は両先発の投手戦が展開された。

　均衡が破れたのは5回。北海道日本ハムが1死から石井一が四球で出塁して市川が犠打で送ると、1番・西川がレフト前へ先制タイムリー。7回には新外国人のドレイクが四球で出塁して2死2塁から市川のレフト前タイムリーで貴重な追加点を奪った。

　上沢はピンチを背負っても丁寧な投球を続けて7回を5安打無四球5奪三振の好投で自身2連勝での今季2勝目。8回をマーティン、9回を増井が締めて逃げ切った。

　対する福岡ソフトバンクは、1回1死3塁、4回無死3塁の好機を活かせずに6月14日以来の完封負け。バンデンハークが7回4安打2失点と試合を作ったが勝利には結びつかなかった。