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プロ野球

節目の勲章!新天地で奮闘する田中浩康が通算1000安打達成!

6回、通算千安打を達成し、花束を手に笑顔のDeNA・田中浩=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


 横浜DeNAの田中浩康が8日の中日戦(ナゴヤドーム)で2安打3打点の活躍を披露。プロ通算1000本安打も達成した。

 「2番・二塁」でスタメン出場すると、3回1死2塁で迎えた第2打席で、中日・小笠原の低めのストレートをライナーでレフトへ弾き返すタイムリーで通算999安打目を放つと、6回2死満塁で迎えた第4打席では再び小笠原のストレートを捉えてセンターへ。これが史上287人目となる節目の通算1000安打目となった。

 試合後のヒーローインタビューでは、「個人的な話ですけど…」と前置きしながら、「諦めかけていた数字だったので、チャンスをもらった球団をはじめ、監督、GMに感謝しています。ありがとうございました」と田中浩。プロ12年間を過ごした東京ヤクルトから戦力外を受け、今オフに横浜DeNAに拾われる形で移籍加入。本職は二塁。石川、エリアン、宮﨑、山下、白崎など数多くのライバルがいる中で開幕戦から「6番・二塁」でスタメン出場を果たすと、以降、コンスタントに出番を勝ち取り、この日で今季36試合目の出場。ベテランの技を見せながら新天地で奮闘を続ける35歳は、「これからもっと上を目指していくチームだと思うので、1勝でも多く貢献できるように僕自身もこれから頑張っていきたいと思います」と2年連続のCS進出、さらには優勝を目指すチームへの貢献を誓っていた。