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プロ野球

内海94日ぶり2勝目!読売巨人が甲子園で大勝!

1回、中井の2点二塁打で生還した先制打の阿部(左端)を迎える巨人ナイン=甲子園【写真提供:共同通信社】


満員の甲子園で行われた阪神対読売巨人の一戦は、8対1で読売巨人が勝利した。

 読売巨人は初回、長野の安打と山本の送りバントで得点圏に走者を置くと、阿部がライトへ適時2塁打を放ち1点を先制。この後2つの四球で満塁とすると中井の2点適時打でリードを広げた。先発・内海は立ち上がりに連打を浴び無死1、2塁とされたが、最少失点で切り抜けると5回1失点にまとめ、4月5日以来の今季2勝目。6回には陽、中井の連打と代打・亀井の四球で満塁とし、山本の押し出し四球と坂本の2点適時打で3点を追加。7回にも1点を加えると、6点リードの9回には中井がレフトへソロアーチを描き大勝した。

 阪神は先発・能見が初回に3点を失い、2回にも2安打を許すなどこの時点で早くも球数は58球。3回以降は立ち直ったが、打順の巡りもあり、5回99球でマウンドを降りた。打線は初回に鳥谷、上本の連打からチャンスを作り、福留の内野ゴロの間に1点を返す。しかし2回以降はわずか4安打とつながらず、マウンドに上がったリリーフ陣も揃って失点。投打に精彩を欠き、本拠地で連敗を喫した。