４回、本塁打を放ちポーズをとるソフトバンク・松田＝札幌ドーム【写真提供:共同通信社】

福岡ソフトバンクが4対1で北海道日本ハムを下して5連勝。首位・東北楽天が敗れたために、前日までのマイナス0.5ゲーム差を解消し、4月5日以来の首位に立った。

　有原と東浜の投げ合い。2回までは両チーム無得点も、3回に福岡ソフトバンクが今宮のタイムリーで1点を先制すると、さらに柳田がリーグトップを独走する22号2ランを放って3点を奪取。その裏に1点を返されたが、直後の4回表には松田が15号ソロで貴重な追加点を奪ってリードを再び3点に広げた。

　先発の東浜は、3回に2死から四球を許した後の2連打で1点を失い、計4四球とやや制球に苦しんだが、5回1/3を4安打5奪三振1失点としっかりと試合を作って今季8勝目。6回途中からは細かい継投で相手の反撃をかわし、最後はサファテがピシャリ。快勝で首位に浮上した。

　敗れた北海道日本ハムは、西川、田中が2安打ずつを放ったが、中田、新外国人のドレイクが無安打に終わり、6回1死2、3塁のチャンスに代打で登場した大谷も凡退。先発の有原が一人で9回を投げたが、2被弾が響き、計10安打で4失点。今季6敗目を喫した。