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プロ野球

マイコラス8回1失点好投で7勝目!読売巨人が甲子園で快勝!

阪神に快勝し、ナインを迎えるマイコラス(右から2人目)、高橋監督(左端)ら巨人ナイン=甲子園【写真提供:共同通信社】


前半戦最後の伝統の一戦は、読売巨人が5対1で阪神に勝利した。

 読売巨人は今季6勝4敗、防御率2.86のマイコラス、阪神は今季0勝4敗、防御率4.64の小野が先発。読売巨人は初回、長野、坂本の安打で走者をためると2死2、3塁から村田のタイムリー内野安打で先制に成功。この後さらに中井の適時打で1点を加えた。その裏に1点を失うが、打線は5回に阿部のタイムリー、7回には長野に5号ソロが飛び出し効果的に加点。終始、試合の主導権を握った。

 マイコラスは立ち上がりに一発を許した後は、6回2死から四球を与えるまで16人連続アウトに打ち取り、阪神打線に付け入る隙を与えず。8回を4安打1失点に抑える好投で今季7勝目。9回には石川の3塁打と代打・マギーの犠牲フライでダメ押し点を奪って快勝した。

 敗れた阪神は2点の先制を許した初回、1死から上本が左中間に今季4号アーチを叩き込みすぐさま1点を返したが、その後は7回先頭の糸井が安打を放つまで出した走者は四球による1人のみと打線が沈黙。ルーキーの小野は6回3失点と試合を作ったが、プロ初勝利はまたもお預けとなった。