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プロ野球

中日が1点差勝利!大野7回1失点でチームは4連勝!

DeNAに勝利し、ファンとタッチする3勝目を挙げた中日・大野=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


接戦を制した中日が2対1で横浜DeNAに勝利。中盤5回までに奪った2点で逃げ切った。

 中日の先発は今季2勝5敗、防御率5.23の大野。前回登板の阪神戦では6回無失点で2勝目を手にした。一方、横浜DeNAは同3勝1敗、防御率2.44のウィーランドが右肘の故障から昇格を果たし、約1カ月半ぶりに1軍のマウンドに上がった。

 先制したのは本拠地7連勝中の中日。3回裏、先頭打者・松井雅の2塁打に大野がきっちり犠打を決めて3塁に進めると、2死から亀澤がレフト線を破るタイムリー2塁打で先手を奪う。追加点は5回裏、7番・福田が「シンプルに、来た球を強く打とうと思って打席に立ちました」と完ぺきに捉えた打球は高々と舞い上がりながらレフトスタンド中段へ着弾する今季1号ソロ。待望の一発に森監督も「大野を後押しした」と賛辞を送っていた。

 先発の大野は6回2死まで無安打投球を展開。7回表に先頭打者の筒香に四球を与えたところから2死1、2塁のピンチを招き、梶谷にタイムリーを浴びて1点を返されるも、続く代打・嶺井をショートフライに仕留めリードを保って降板した。8回表は6月度月間MVPに輝いた岩瀬が2死までこぎつけ、1、2塁に走者を置いた場面でマウンドに上がった又吉が4番・ロペスをサードゴロに打ち取り同点の危機を救った。9回は守護神・田島が締めくくり24セーブ目。大野が7回を2安打3四死球1失点で今季3勝目を挙げた。

 一方、敗れた横浜DeNAはウィーランドが6回を6安打無四死球の2失点と好投するも2敗目。打線が終盤に好機を作りながら、あと一本が出なかった。