BASEBALL GATE

プロ野球

中村おかわり弾!埼玉西武が15安打11得点で連敗ストップ!

7回西武2死、中村が中越えにこの試合2本目となる本塁打を放つ=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武が11対4で北海道日本ハムに打ち勝った。

 岡本と高梨の先発で始まった東京ドームでの一戦は、初回から打ち合いの展開となった。先制は北海道日本ハム。1回裏に中田の11号2ランで2点を奪った。しかし、埼玉西武が2回表に炭谷のタイムリーで1点を返すと、3回に4番・中村が右中間へ16号3ランを放って逆転に成功。その後4回に北海道日本ハムがレアードの18号ソロで1点差に迫ったが、埼玉西武が6回の金子のタイムリーの後、7回に中村がこの日2本目となる17号ソロをバックするリーン左へ叩き込むと、9回に打者9人で計5点を奪って突き放した。

 最終的に埼玉西武打線が計15安打の猛攻を見せ、先発の岡本が5回2/3を4安打3失点で今季3勝目をマーク。森慎二コーチの訃報の後連敗が続いていたが、この日の弔い星で連敗を5でストップさせた。

 敗れた北海道日本ハムは先発の高梨が6回8安打5失点(自責4)で降板すると、2番手の井口、そして4番手の上原が失点。打線では、大谷が「5番・DH」で左太もも裏の肉離れを発症した4月8日以来のスタメン出場を果たし、第1打席に四球、第2打席でフェンス直撃の2塁打の後に代走を送られてベンチへ。勝利に貢献することはできなかった。