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【7月2日プロ野球全試合結果】阪神がヤクルトとの接戦を制し連勝、日本ハム・大田泰示がプロ入り初の二桁本塁打


■オリックスが3連勝、マレーロが3安打3打点…西武はウルフが誤算

オリックスは7月2日、メットライフドームで西武と対戦。指名打者・マレーロが3安打3打点の活躍を見せるなど投打がかみ合い、6-3で勝利した。

オリックスは2-3と1点ビハインドで迎えた5回表、2死二塁の場面でロメロ外野手が適時打を放って同点とすると、続く満塁の好機にマレーロが適時打を放ち5-3と勝ち越しに成功。8回表には小島脩平内野手の適時打で6-3とリードを広げた。

投げては、先発のディクソンが5回3失点ながら打線の援護を受けて今季6勝目。敗れた西武は、先発のウルフが5回途中5失点と振るわなかった。

■阪神、ヤクルトとの接戦を制す…糸井嘉男が値千金の決勝弾

阪神は7月2日、甲子園球場でヤクルトと対戦。糸井嘉男外野手が決勝弾を放ち、5-4で接戦をものにした。

阪神は2回裏、走者一、二塁の好機を作ると、大和内野手が適時打を放って幸先よく1点を先制。その後、1-3と逆転されて迎えた6回裏には、昨日プロ初本塁打を放ったドラフト1位ルーキーの大山悠輔内野手が適時打を放って1点差に詰め寄ると、続く好機に中谷将大外野手の適時打が飛び出して同点。さらに相手バッテリーのミスにより1点の勝ち越しに成功した。

7回裏には、糸井が今季第8号となるソロ本塁打を放ち1点を追加。その後ヤクルトに1点を返されるも、この一発が決勝点となり、阪神が2連勝を飾った。投げては、先発の岩貞祐太投手が6回3失点と粘りの投球を見せ、今季4勝目を挙げた。敗れたヤクルトは、8回に1点差まで詰め寄るも、あと一歩及ばなかった。

■ソフトバンクが逆転勝利…楽天は岸孝之から松井裕樹への継投が裏目

ソフトバンクは7月2日、Koboパーク宮城で楽天と対戦。1点を争う攻防を制し、5-4で勝利。首位攻防戦を勝ち越しで終えた。

ソフトバンクは1-3と2点ビハインドで迎えた8回表、川崎宗則内野手の二塁打と今宮健太内野手の四球で好機を作ると、柳田悠岐外野手が適時打を放って1点差に詰め寄る。ここで楽天は好投を続けていた岸孝之投手から守護神・松井裕樹投手へスイッチしたが、これが裏目に出た。

松井は味方のエラーでデスパイネに出塁を許すと、松田宣浩内野手に適時打を浴びて同点とされる。続く1死満塁のピンチを迎えると、中村晃内野手には勝ち越しの適時打を浴びた。

ソフトバンクは7回まで岸の前に抑えられていたが、松井をとらえて見事な逆転勝利をおさめた。

■DeNA、19安打の猛攻で大勝…巨人・山口俊は古巣相手に4回6失点と振るわず

DeNAは7月2日、東京ドームで巨人と対戦。19安打の猛攻を見せ、9-1で巨人に大勝した。

DeNAは2回表、ロペス内野手が今季第18号となるソロ本塁打を放ち先制すると、走者一、二塁の好機で倉本寿彦内野手が適時二塁打を放ち3-0とリードを広げる。3回表には、走者を置いた場面で筒香嘉智外野手が今季第11号となる2点本塁打を放ち5-0とすると、その後も攻撃の手を緩めずに効果的に加点した。

投げては、先発の今永昇太投手が5回1失点と先発の役割を果たして今季5勝目。敗れた巨人は、先発の山口俊投手が4回を投げて6失点と、古巣相手にいいところを見せられなかった。

■広島が逆転勝利で3連勝…鈴木誠也が決勝の逆転3ラン

広島は7月2日、マツダスタジアムで中日と対戦。主砲・鈴木誠也外野手が逆転3ランを放ち、6-4で勝利した。

広島は1-4と3点ビハインドで迎えた7回裏、走者二塁の場面で途中出場の磯村嘉孝捕手が2点本塁打を放ち同点とすると、8回裏には、1死一、三塁の好機で鈴木が値千金の3点本塁打を放ち逆転に成功した。

投げては、4番手のジャクソン投手が今季初勝利。敗れた中日は、広島の2倍となる14安打を放ちながらも好機を生かせなかった。

■日本ハム、終盤の一発攻勢でロッテに快勝…大田泰示が今季第10号

日本ハムは7月2日、ZOZOマリンスタジアムでロッテと対戦。終盤の一発攻勢により8-3で勝利した。

日本ハムは0-0で迎えた8回表、大田泰示外野手が今季第10号となるソロ本塁打を放って1点を先制。続く松本剛外野手にもソロ本塁打が飛び出し2-0とした。8回表には、レアード内野手の今季第17号となる2点本塁打や大田の適時打など打線がつながり、5点を追加して突きはなした。

投げては、上沢直之投手が6回1失点の好投を見せて今季初勝利。敗れたロッテは、投手陣が日本ハム打線に13安打を浴びるなど振るわなかった。

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