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今季最多19安打!横浜DeNAが大勝で読売巨人を3タテ!

巨人―DeNA  3回DeNA無死一塁、筒香が右越えに2ランを放つ=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 打線が爆発した横浜DeNAが9対1で読売巨人に勝利した。
 
 この試合の先発は読売巨人が、今季1勝0敗、防御率2.25の山口俊。一方の横浜DeNAは同4勝4敗、防御率3.19の今永。今季FA移籍した山口が古巣との初対決でどんな投球を魅せるかに注目が集まった。
 
 最初に主導権を握ったのは、連勝中の横浜DeNA。2回表に4番・ロペスが甘く入ったスライダーを「完璧に捕らえることができた」と、レフトスタンドへ第18号ソロを放ち先制した。さらに2死1、2塁の場面で、9番・倉本の2点タイムリーツーベースが生まれ、この回3得点と主導権を握った。
 
 勢いに乗った横浜DeNA打線は、3回表に3番・筒香の11号2ラン、4回表に2番石川のタイムリーで得点を重ね、序盤で6得点と大量リード。援護をもらった今永は、5回裏に犠牲フライで1点を失うも、この回を投げきり先発として最低限の役割を務めて降板。 後を受けたリリーフ陣は、藤岡、田中健、平田、小林が1イニングずつをゼロに抑え、打線も6回、7回、9回と1点ずつを加えて今季最多の19安打を放ち、今季初の同一カード3連勝を飾った。4安打2打点の倉本は、ヒーローインタビューで、「この調子を続けられるように頑張っていきたいと思います」と、調子が上向いている打撃を振り返った。
 
 敗れた読売巨人は、これで4連敗。先発の山口が6失点と誤算だったうえ、打線も8安打ならが1点のみと繫がりを欠いた。