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プロ野球

大山プロ初本塁打!阪神が連敗を8でストップ!

3回、プロ初安打となる先制3ランを放ち、能見(右)らに迎えられる阪神・大山=甲子園【写真提供:共同通信社】


満員の甲子園で行われた阪神対東京ヤクルトの試合は、阪神が3対1で勝利した。

 東京ヤクルトは今季2勝4敗、防御率3.65の原樹、阪神は今季2勝3敗、防御率2.67の能見が先発。先制は阪神。3回裏1死から上本の死球と糸井の安打で走者をためると、甲子園初スタメンとなった大山がレフトスタンドに自身プロ初本塁打となる3点ランを放ってリード。初回1死1、3塁、2回無死2塁のチャンスは逃していたが、ルーキーのプロ初安打が豪快な一発となり先制に成功した。

 援護を受けた能見は4回に一発こそ浴びたものの6回を3安打1失点に抑える好投で今季3勝目を挙げた。リードして終盤を迎えると桑原、マテオ、ドリスのリレーで逃げ切りに成功。金本監督にとって最長の8連敗を止め、7月は白星スタートとなった。

 東京ヤクルトは3点を追う4回、山田の本塁打で1点を返す。ここから反撃に転じたいところだったが、打線はつながりを欠き散発5安打。原樹が4回3失点でマウンドを降りた後は松岡が2回を6人でピシャリと抑え、石山は満塁のピンチを凌ぐなど、リリーフ陣は踏ん張ったが、打線が1得点のみに抑え込まれた。