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阪神が5年ぶりの8連敗、47イニングぶり適時打も反撃届かず


阪神が5年ぶりの8連敗を喫した。6月30日に甲子園でヤクルトと対戦したが3-4で競り負け、首位の広島とは7.5ゲームまで開いている。

42イニング連続適時打なしの阪神。この窮地に金本知憲監督は1番に鳥谷敬を起用。初回に四球で出塁した鳥谷を犠打で送る采配も見せた。だが1点を取りにいった采配も実を結ばず初回は無得点に終わる。

二回に連続四球と相手失策によりノーアウト満塁の絶好機を迎えるが、ここも併殺の間に奪った1点のみで終わった。

こうなると先発投手にはプレッシャーがかかる。阪神先発の青柳晃洋はヤクルト打線を三回までパーフェクトに抑える。四回に四球を与えるが無安打投球を続けていた。だが五回に突如として崩れる。連打と死球で満塁にしたあと押し出し死球で同点。

2アウトまでは取ったが坂口智隆に勝ち越しの2点適時打を浴び、四死球で4点目を献上してしまう。

快投から一転しての乱調に金本監督も、「前半は今年にないものを見せてくれたと思ったけど、突然そうなってしまうのはそう判断せざるを得ない」と厳しいコメントを残した。

打線は五回に福留孝介が1アウト二塁で適時打。実にチームとしても47イニングぶりの適時打だった。七回にも1点を返した阪神。最終回には2アウト二、三塁の好機を作り出す。だが最後は原口文仁が三振に倒れゲームセット。

連敗が伸びた阪神にファンからは、「今日も駄目だったか」「立ち直って阪神タイガース。応援してるよ」「巨人の連敗が他人事に思えなくなってきた」などの声が寄せられている。

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