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プロ野球

菅野が2球で3失点…悔しい4敗目

巨人―DeNA 7回、DeNAに勝ち越しを許し、うなだれてベンチに戻る巨人・菅野。この回で降板となる=宇都宮【写真提供:共同通信社】


 巨人の菅野が30日の横浜DeNA戦(宇都宮)で先発するも、たった2球で4敗目を喫した。

 今季13試合目の登板。三者連続三振の圧巻の初回から、3イニングを無安打5奪三振の完璧な立ち上がり。しかし、4回1死から梶谷に甘く入ったカットボールをライトスタンドに運ばれて1失点。5、6回を再び4奪三振で無失点と立て直したが、7回1死からこの日初めて許した四球で筒香を歩かせると、続く3球目の外角スライダーをすくわれてレフトスタンドへの2ランを被弾。今季最多タイの10三振を奪ってわずか2安打に抑えながらも、2本塁打3失点で負け投手。マウンド上で首を傾げるしかなかった。

 前々回の福岡ソフトバンク戦では9回3安打1失点の完投勝利を飾ったが、前回の中日戦は8回5安打1失点も負け投手。この日も勝利投手に相応しい内容ではあったが、またも打線の援護を欠いた。現在、5位に沈むチームだが、浮上のためにはまず、エースをしっかりと援護しなければならない。