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新井が代打逆転V打!野村が4勝目!広島が敵地で逆転勝利!

DeNA―広島  DeNAに勝利し、ファンの声援に笑顔で応える広島・新井=横浜【写真提供:共同通信社】


 広島東洋が4対3で横浜DeNAに逆転勝ちを収めた。
 
 先発は横浜DeNAが今季5勝3敗、防御率3.38のルーキー・濵口、対する広島東洋は同3勝2敗、防御率2.47の野村。試合は序盤から動き、横浜DeNAが1回裏に3番・ロペスのレフトへの16号ソロで1点を先制すると、広島東洋が2回表に押し出し四球で同点に追いつくと、続く3回表に2死1、2塁から安部のライト前タイムリーで勝ち越しに成功。しかしその裏、横浜DeNAが2死3塁からロペスのタイムリー内野安打ですぐさま試合を振り出しに戻した。
 
 中盤になって試合が落ち着いたが、それも束の間、6回裏にこの回先頭の横浜DeNAの4番・筒香が野村のチェンジアップを捉えてバックスクリーン右へと突き刺す今季9号ソロ。しかし2対3で迎えた7回表、この回から登板したパットンに対し、広島東洋が2死から安部が四球を選び、続く會澤のエンタイトル2塁打で2、3塁とチャンスを作ると、代打・新井が左中間を破る逆転の2点タイムリー2塁打。7回以降を中田、中﨑、今村と無失点で繋ぎ、6回6安打3失点の野村が4勝目を挙げた。
 
 敗れた横浜DeNAは、先発の濵口が7四球と制球に苦しみながらも、6回を7奪三振、6安打2失点と試合を作ったが、2番手のパットンが誤算。勝てば5月11日以来の勝率5割復帰だったが、あと一歩届かなかった。