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プロ野球

中日ドラ1ルーキー・柳が父の日にプロ初勝利!亡き父に捧ぐ!

中日―西武 プロ初勝利を挙げ、ウイニングボールを手に笑顔の中日・柳。左は森監督=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


 中日が4対3で埼玉西武に勝利。ドラフト1位ルーキーの柳にプロ初勝利がついた。

 埼玉西武の先発は今季6勝1敗、防御率2.35のウルフ。対する中日は同0勝2敗、防御率4.19の柳が3度目の先発のマウンドに上がった。序盤から動きのあったこの試合、まずは埼玉西武が1回表に源田の安打と秋山の四球で1死1、2塁の好機を作ると、浅村がセンターへタイムリー2塁打を放つ。すると中日は1回裏にすかさず反撃。1死1、3塁の場面でゲレーロは空振り三振に倒れるも、1塁走者の大島が盗塁を試みた際に炭谷の悪送球が重なり、3塁走者の京田が同点のホームイン。なおも続く好機に「5番・一塁」でスタメン出場の森野がライトへタイムリーを放って逆転に成功すると、さらに3回裏にも2死から森野の安打をきっかけに藤井のタイムリー2塁打でリードを2点に広げた。

 中日の先発・柳は2回以降を粘りの投球を続けてスコアボードにゼロを並べるも中盤の6回表に捕まる。先頭打者・秋山の安打をきっかけに中村の左中間を破るタイムリー2塁打で1点を返されると、メヒアの打席で暴投による1点を献上。しかし、7回表は炭谷と外崎、金子侑を3者凡退に抑えて流れを呼び込んだ。

 7回裏、代打・工藤の安打に京田が犠打を決めて1、2塁。ここで亀澤がしぶとくライト前に弾き返すタイムリーで勝ち越し。これが決勝点となった。7回を7安打3失点でプロ初勝利を挙げた柳は「最初から厳しいピッチングだったんですけど、1点取られても次の1点を取られないようにというふうに考えて投げることができたかなと思います」と初回のピンチを切り抜けた要因を振り返った。ヒーローインタビューで初勝利を伝えたい相手を問われると「今日は父の日ということもあるので父親には伝えたいと思います。仏壇にボールを送ろうと思います」と、涙ではなく笑顔で亡き父親を想っていた。