西武―広島２ 　５回、３ランを放ち、ベンチのナインに迎えられる（手前から）広島・堂林、三走エルドレッド、一走新井＝メットライフドーム【写真提供:共同通信社】

　広島東洋が9対4で埼玉西武に快勝。連勝を7に伸ばした。

　ガルセスと大瀬良の投げ合い。3回2死2塁から源田の内野安打に田中の悪送球が重なって埼玉西武が1点を先制するも、4回表に広島東洋が會澤の2号2ランで逆転。続く5回には新井の2点タイムリーに続いて、堂林がレフトへ1号3ランを叩き込み、この回一挙6点を奪って突き放した。

　先発の大瀬良はヒットを許しながらも5回4安打1失点（自責0）で3勝目。チームは交流戦連勝スタートで今季2度目の7連勝。貯金を今季最多の12へと増やした。

　敗れた埼玉西武は、今季初先発のガルセスが制球を乱して、4回1/3を3安打5四球4失点。2番手以降の田村、小石、南川も失点を重ねて計9失点。打線は1番・秋山が9回の10号2ランを含む3安打猛打賞、9番の金子も2安打1打点と仕事をしたが、浅村、中村、メヒアのクリーンアップが無安打に抑え込まれて4連敗となった。