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プロ野球

鷹打線が先発全員の16安打!石川がプロ初勝利!

ソフトバンク―中日 プロ初先発で初勝利を挙げ、工藤監督と笑顔のソフトバンク・石川=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 福岡ソフトバンクが7対2で中日に完勝。石川がプロ初勝利を挙げた。

 鷹打線の勢いが止まらない。初回、先頭の川島が2塁打を放つと、今宮が送って柳田が先制のタイムリー2塁打。さらにデスパイネもタイムリー内野安打を放って2点を先制。その後も攻撃の手を緩めず、2回に甲斐のタイムリー、3回にはデスパイネの15号ソロ、4回には今宮の2号ソロと4回まで毎回得点の猛攻を続けた。

 さらに6回には内川のタイムリー、8回には中村のタイムリーで追加点を奪うなど、終わって見れば先発全員の16安打で7得点。福岡ソフトバンクは、これで8試合連続の2ケタ安打、チームとしての連続本塁打も14試合に伸ばした。

 この打線の援護に守られて、プロ初先発のマウンドに上った福岡ソフトバンク・石川は、「当たって砕けろという気持ちだったが、打線が初回から点を取ってくれたので気持ちは楽に投げることができた」と力強いストレートを軸に縦と横のスライダーを使い分けて中日打線を翻弄。6回2失点の好投でプロ初勝利を挙げた。

 対する中日は、3回に大島のタイムリー、4回にゲレーロの12号ソロで2点を返すのが精一杯。5回には2死2塁から荒木がライト前に運んだが、福岡ソフトバンク・上林の好返球で2塁走者・大島が本塁憤死。先発の大野は粘り強く6回まで投げたが、6失点で5敗目を喫した。