ロッテ―阪神 　６回阪神２死満塁、俊介が左翼線に２点二塁打を放つ＝ＺＯＺＯマリン【写真提供:共同通信社】

阪神が乱打戦を制し、15対7で千葉ロッテに大勝した。

石川、秋山の投げ合いで始まった一戦。阪神が初回にいきなり糸井の7号2ランで2点を先制するも、千葉ロッテが2回裏に大嶺翔の3号2ランなど一挙4点を奪って逆転。しかし、3回に髙山の4号ソロ、4回に梅野のスクイズで同点に追い付いた阪神が、5回に無死1、2塁から福留のタイムリー、俊介、梅野の連続タイムリー2塁打など、打者一巡の猛攻で一挙6点を奪って突き放した。

その後、相手に反撃に遭ったが、俊介の2打席連続のタイムリー2塁打、福留のこの日2本目のタイムリーなどで追加点。最終的に計15安打で今季最多の15点を奪って見せた。先発の秋山は5回11安打7失点（自責6）の乱調ながら味方の大量援護に助けられて今季4勝目。秋山の後は桑原、高橋、岩崎が無失点でつなぎ、最後は藤川が締めた。

敗れた千葉ロッテは、先発の石川が4回1/3を6安打4四球7失点（自責6）で、今季いまだに勝ち星なしの5敗目。打線は計13安打で7得点を奪ったが、2番手以降の投手陣も失点して交流戦黒星スタートとなった。