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プロ野球

菅野を粉砕!東北楽天が13得点で交流戦白星発進!

楽天―巨人  6回、満塁本塁打を放ち、ペゲーロ(左から3人目)らとタッチを交わす楽天・ウィーラー=Koboパーク宮城【写真提供:共同通信社】


東北楽天が13対5で読売巨人に打ち勝った。
 
今季5勝2敗、防御率3.24の辛島と同6勝1敗、防御率1.58の菅野の先発。投手戦も予想された試合だったが、初回からスコアが激しく動く。初回、東北楽天が1番・茂木がヒットで出塁すると、2死後に4番・ウィーラーがレフトへ9号2ランを放って2点を先制。すると直後の2回表、読売巨人がマギー、阿部の連打で無死1、3塁として村田のタイムリー内野安打で1点を返すと、さらに2死満塁から長野が2点タイムリーを放って逆転に成功した。
 
しかし、この日は菅野が乱調。2回裏に再びピンチを招き、嶋、茂木のタイムリーで逆転を許すと、続く3回裏には無死1、2塁から味方エラーと犠牲フライで、3イニング連続の2失点。5回には藤田に2ランを許し、菅野は5回10安打8失点(自責6)で降板した。

相手エースを攻略した東北楽天は、6回にもウィーラーのこの日2本目のアーチとなる10号満塁弾が飛び出して一挙5得点。最終的に16安打を放って13得点。4回から2番手で登板した戸村が2イニングを無失点に抑えて今季2勝目をマークした。

読売巨人は菅野が捕まるとともに2失策と守備も乱れ、さらに2番手で登板した戸根も4安打3四死球5失点の乱調。打線は計13安打を放ったが4回以降は1点を返したのみで力負け。5連敗でBクラスの4位転落となった。