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プロ野球

黒鷲軍団が計17安打猛攻で今季最多貯金18!連勝で埼玉西武の勢いを止める!

楽天―西武  2回、2ランを放った茂木(5)を迎える先発岸(右端)ら=Koboパーク宮城【写真提供:共同通信社】


 首位・東北楽天が13対2で埼玉西武に圧勝。今カード2勝1敗の勝ち越しを決めた。
 前日の快勝で今カード1勝1敗とした東北楽天。古巣相手に2度目の登板となったKしいが1回表を3者凡退に仕留めると、その裏に2番・ペゲーロが2試合連続の11号ソロを放って1点を先制。そして2回には藤田の犠牲フライ、嶋のタイムリーに続いて茂木が10号2ランを放って4点を追加。さらに3回にはウィーラー、銀次のヒットとアマダーの死球で満塁として、島内、岡島、嶋、茂木と4本のタイムリーを重ねて5点を奪取。「ブラックイーグルスデー」と銘打ち、普段とは異なる黒いユニホームを着た東北楽天ナインが序盤3回で10点を奪って早々と試合を決めた。

 投げては先発の岸が、4回に秋山にソロ弾、5回には四球で許した走者を2塁に置いて炭谷にタイムリーを浴びたが、それ以外の場面ではまったく危なげないピッチング。7回を3安打2失点で今季4勝目をマーク。打線は5回にも2点を加えると、8回にはアマダーがトドメの5号ソロ。計17安打で13点を奪い、貯金を今季最多の18とした。

 敗れた埼玉西武は、先発の誠が3回途中6安打8失点と炎上。2番手以降の小石、平井、田村のリリーフ陣も全員が失点すると、打線は5安打で2得点。5月12日から6連勝を飾り、1敗した後に4連勝を飾って“首位狩り”に臨んだが、第1戦を勝利しながらも第2戦、第3戦を落とし、5月7日以来の連敗を喫した。