ロッテ―オリックス 　オリックスに連勝しファンと一緒にジャンプする二木（右端）らロッテナイン＝ＺＯＺＯマリン【写真提供:共同通信社】

　千葉ロッテが2対1でオリックスに競り勝ち、今季初の3連勝を飾った。

　今季2度目の2連勝中の千葉ロッテは、5試合で2勝0敗、防御率2.73と今季負けなしの二木が先発。その二木が走者を許しながらも序盤3回を無失点に抑えると、打線が3回裏に田村の四球、荻野がセーフティーバントなどで1死2、3塁として清田がレフトへ先制のタイムリーを放ち2点のリードを奪った。

　二木は中盤も以降も好投を続け、6回を終えて3安打無失点。土壇場の9回2死からソロ弾を許してプロ初完封こそ逃したが、9回を109球、無四球9奪三振での1失点完投勝利。打線は4回以降無得点に終わったが、二木の快投に助けられる形で今季初の3連勝を飾った。

　一方のオリックスは、先発の松葉が6回1/3を6安打2失点と試合を作ったが、打線8回まで散発の4安打で無得点。9回2死からT－岡田がライトへ9号ソロを放ったが、1点差で敗れて9連敗。球団ワーストに並ぶ月間19敗目を喫した。