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プロ野球

キャンベル来日初弾!メッセンジャー6勝目!阪神が快勝!

阪神―巨人 お立ち台でポーズをとる、阪神のキャンベル(左)とメッセンジャー=甲子園【写真提供:共同通信社】


 交流戦前最後の伝統の一戦は、阪神が6対1で読売巨人に勝利した。 

 阪神は初回、上本の適時2塁打と福留の内野ゴロの間に2点を奪うと、2死1塁からキャンベルがバックスクリーンへ2点本塁打を放つ。「ランナー1塁の場面だったから、とにかく後ろのバッターに繋ぐことを考えて打席に入った。打った瞬間入るかわからなかったから、次の塁を狙って一生懸命走ったよ。追加点を取ることができて良かった」と来日第1号本塁打にご満悦。さらに3回にもキャンベルと梅野のタイムリーで2点を追加し、序盤で試合の主導権を握った。

 大量援護を受けた先発・メッセンジャーはカーブを決め球に多用して10個の三振を奪い、8回127球を投げて1失点の好投でリーグトップタイの6勝目。最後はマテオが締めて連敗ストップ。また、前日の試合で死球を受けて鼻骨を骨折した鳥谷もフェースガードを付けながら6回に代打で途中出場。サードゴロに倒れたが、プロ野球史上歴代単独2位の連続試合出場を1795に伸ばした。

 読売巨人は先発の大竹が6失点と炎上し3回で早くも降板。2番手のルーキー・池田、3番手で登板した昨季のドラフト1位・桜井が好リリーフを見せ試合を立て直したが、反撃にはつながらず。打線は坂本が1安打2四球で塁を賑わせ、マギーも2安打と気を吐いたが全体としてはつながりを欠き、小林のタイムリーによる1得点に抑えられた。