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プロ野球

1試合5発!最下位・千葉ロッテが“目覚め”の猛攻12得点!

ソフトバンク―ロッテ 5回ロッテ1死一塁、井口が左越えに通算250本塁打となる2ランを放つ=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 千葉ロッテが12対7で福岡ソフトバンク下して乱打戦を制した。

 千葉ロッテの先発はルーキーの佐々木。しかし1回裏に福岡ソフトバンクが柳田のタイムリーと内川の3試合連続となる10号2ランで3点を先制した。だが、福岡ソフトバンクの先発・中田も乱調。2回表に千葉ロッテが、鈴木がライトへ、ダフィーがレフトへソロ本塁打を放って2点を返して1点差に迫ると、4回表に1死から井口のラッキーな内野安打と2つの死球で満塁として田村がセンターへ逆転の2点タイムリー。続く大嶺翔がレフトスタンドへの3ランを放つなど、この回一挙5点を奪って試合をひっくり返した。

 さらに福岡ソフトバンクの投手が2番手・加治屋に代わった5回表には、1死1塁から井口がNPB通算250号となるメモリアル本塁打を放って2点を追加。その後も攻撃の手を緩めず、6回表に1点、7回表に2点を奪った千葉ロッテが大量12得点。千葉ロッテの1試合5本塁打は今季最多で、2ケタ得点も今季初となった。

 敗れた福岡ソフトバンクは、佐々木の降板以降、千葉ロッテのリリーフ陣を攻めて7回2点、8回と9回に1点ずつを奪ったが、試合中盤の大量失点が大きく響いた形。2回以降立ち直りを見せた千葉ロッテの先発・佐々木は、6回3失点で2勝目。福岡ソフトバンクの中田は、2試合連続の7失点で4敗目を喫した。