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大瀬良1カ月ぶりの2勝目!広島東洋が快勝で首位に0.5ゲーム差!

広島―ヤクルト ヤクルト戦に先発し、6回無失点で2勝目を挙げた広島・大瀬良=マツダ【写真提供:共同通信社】


 広島東洋が東京ヤクルトに6対1で勝利し、巨人に連敗した首位阪神とのゲーム差を0.5ゲームに縮めた。 広島東洋は序盤から終始、試合の主導権を握った。東京ヤクルト先発の石川の立ち上がりを攻め、初回に菊池と丸が2者連続でフェンス直撃の長打を放って1点を先制。3回には田中の2塁打から丸の犠牲フライで1点を追加し、6回には鈴木のソロ本塁打などで2点、8回にも代打ペーニャの2点タイムリーでダメ押しした。

 先発の大瀬良は、初回に2死1、2塁のピンチを「球数を使ってもゼロで抑えられればいいと開き直って投げられた」と、バレンティンを三振に切ってしのぐと、その後は6回まで東京ヤクルト打線を3安打に抑え、無失点のまま降板した。7回からは中﨑、ジャクソン、今村と前夜と同じリレーで東京ヤクルトの反撃を1点に抑え、6回無失点の大瀬良が4月27日の巨人戦以来約1カ月ぶりとなる2勝目をマークした。

 東京ヤクルトは石川が失点を重ね、打線も振るわなかった。初回に三振したバレンティンが審判への暴言で退場処分になるなど、チームに勢いが感じられず、打線が散発5安打、内野ゴロの間の1点のみに終わった。